ロボット掃除機比較おすすめランキング 予算3万円5モデル 比較

最終更新日:2024年07月07日
監修: 鉄じ

家電のスペックや、実際に使ったことがない販売員や専門家を信用しない。

メーカー(つくり手)・お店(売り手)視点ではなく、利用者視点で、

実際に自宅で家電を数か月使って鉄板を見つける、家電の専門家。

こちらのロボット掃除機実演動画をご覧ください(わかりやすいです)

 

1.ロボット掃除機選びのポイント

ーロボット掃除機市場の特徴は価格レンジ1万円から30万円と非常に広い

 

ロボット掃除機選びのポイントは、1万円~30万円まで、搭載機能や、メーカーなどにより、価格帯が非常にい広くなっているというのが特徴になっています。

週末には、結局自分で掃除機を使って掃除をするにあたって、ロボット掃除機には、何を求めるかがポイントなります。

当然家じゅう、ありとあらゆるところをロボット掃除機がしてくれるのであれば、30万円出しても、納得いくのかもしれません。

 

ーロボット掃除機とは別にやはり、人の手で掃除が必要

 

家のお掃除で言っても、やはり、家じゅうはたきをしてほこりを落とさないといけませんし、洗濯機下、トイレ、椅子と机の間などロボットが入れないところなど、結構多くの個所はやはり人の手がないと、きれいにお掃除ができません。

 

ー人の手でのお掃除前提で出せる金額は私なら4万円以内

 

結局、人の手での掃除をしなければならないとすると、それ以外の日のお掃除完全とはいわないものの、床に大量に散布される犬の毛(我が家の場合)であったり、くしゃみを催す細かいハウスダストを、どのレベルでどのようにに掃除してほしいかということになると思います。

もちろん、「値段が高い」 「ルンバなどよく知っている」を選びたいのはやまやまですが、値段でいうと、いくらでも高い商品はあるし、また中華系メーカーがほとんどなので、アマゾンのレビューも本当なのか、定かでない。。。

だからといって通り一片にルンバも嫌だとなるわけです。ということで4万円以内で良いモデルを明確にしたい。

 

ー私が考える4万円以内のロボット掃除機鉄板の条件
<鉄板ロボット掃除機の条件>
  1. 2LDK全体を掃除しているか?
    家(2LDK・70平米)全体を 掃除できているのか!テストで比較します。
  2. ゴミとり量は十分か?(動いているがとっていないは×)
    4週間ガチゴミとり量比較!テストで比較します。
  3. 騒音がひどくないか?
  4. ダストボックスもゴミ捨てに問題ないか?
  5. ぶつかりがひどくないか?


となります。ドックに戻るかどうかの大半は、途中床にある障害物(壁際のコード、ひも状のおもちゃ、玄関で靴を床と間違えて停止)によるものなので、ロボット掃除機がトラブルに陥りやすい状況はあらかじめ対処しておく必要があります(床にものを置かない。結果的に家もきれいになります)。

 

 

ネットの評価口コミ情報(仮)鉄板ロボット掃除機に絞りました

基準としては星4以上で、レビュー評価の高いモデルに絞り込んでいます。

鉄板ロボット掃除機候補
商品名 リンク 実勢価格 大きさ 重さ +拭き掃除
TP LINK Tapo RV10 Plus
45,000円(税込)
ルンバ i2
39,000円(税込)
34.2cm(幅)×9.2cm(高さ)
約3.2kg
ILIFE A10
29,000円(税込)
330.0mm(幅) x95.0mm(高さ)
‎2.65Kg
Ultenic D5S Pro
25,000円(税込)
‎32.5 x 32.4 x 7.3 cm
2.5 kg
あり
AIRROBO P20
15,000円(税込)
45D x 35W x 12H cm
3.85kg
Anker Eufy 15c
18,000円(税込)
32.5L x 7.2W x 32.5H cm
2.6Kg

 

アマゾンレビューをチェックし、評価4以上でありながら、内容についても、上記鉄板条件に沿っているものをチョイスしました。

見て面白いのは、吸引式のロボット掃除機はすべて標準機能ですが、ルンバだと3万円台後半、中華系ですと1万円台前半からあります。

いわば半額ですがどの程度のさがあるのでしょうか?

そもそも、Ultenicや、AIRROBO、はここ数年で出てきたメーカーなので聞いたことがありませんが、実際にアマゾンレビューのようなものなのでしょうか?

もちろん、ルンバや、ILIFE、Anker 、TP LINKのどれも、(ルンバは使ったことあるという方はおおかもしれませんが)実際に使い比べてみて、アマゾンレビューの内容や、あるいは、同様のテストを行って本当のところを確かめないと、一点買いだと、おおむねプチ失敗をしてしまいます。

ということでこの6モデルを比較して鉄板を見つけていきます。

 

3.ロボット掃除機を購入して3つの比較テストを行いました。

① 家全体を 掃除できているのか!テスト

②4週間ガチゴミとり量比較!テスト

③その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

ロボット掃除機を日常使いでガチ比較しました

4.① 家全体を 掃除できているのか!比較テスト

このように2LDK 70平米で、それぞれのロボット掃除機を実際にお掃除させてどのような動作をするか確かめていきたいと思います。

5.① 家全体を 掃除できているのか!比較テストの結果

 

1万円台のロボット掃除機もすべてのエリアのお掃除をすることができました。

詳しくは動画を見ていただけたらと思うのですが、Anker Eufy 15c1万円台中盤のリーズナブルモデル(ランダム走行)でも、ちゃんと全エリア掃除をしていました。

 

つまり、安価なモデルは、1Kなど小さい家向きとも言えないというのがわかります。アイライフは結果LiDERセンサーの制度が高いのですが、同エリアのお掃除時間は48分で合理的に済ませます。一方アンカーは、1時間半程度掃除しているので、結果ゴミ取量もほぼ同等でした。

 

6.②4週間ガチゴミとり量比較!テスト

 

このような形で、4週間、毎日ロボット掃除機を変えてお掃除をして、同エリア内でのゴミとり量がどれだけなのか、計測しました。

 

そのうえで、ロボット掃除機各モデルの4回の平均から、ゴミとり量の傾向を確認しました。

 

犬を飼育しており、毛が抜けるのと、ハウスダストも舞うとくしゃみがでてくるので、毎日ロボット掃除機で掃除するのは習慣でしたが、

購入したロボット掃除機を毎日変えて掃除するのは、それなりに楽しかったです。

7.②4週間ガチゴミとり量比較!テストの結果

このようになりました。

ポイントとしてはやはりルンバがゴミ取量については優れていたということです。

このグラム数が一体どれだけのものなのかというのがわかりづらいと思いますが、週末に私がキャニスター掃除機で掃除したグラム数からこのように、計算しますとおよそ(キャニスター掃除器=)1グラムぐらい掃除していれば、同エリアですと人の手と変わらないだけ毛のゴミをとれたといえると思います。

 

8.③その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

9.4万円台ロボット掃除機比較鉄板を見つけるランキング!

6位
TP LINK Tapo RV10 Plus実勢価格 45,000円
TP LINK Tapo RV10 Plus

参考元:アマゾン

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

2時間3分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.65g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:66.5db

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。

ぶつかりが強く、比較的非合理的な掃除をしますが、長時間稼働するのでそれなりにゴミをとります。何より優れているのは、この価格でゴミ吸い上げドックがついていることです。

掃除後のダストボックスのゴミ捨ては、ほこりも舞いますし避けたいものです。その手間がなくなるのは、非常に助かります。リーズナブルにドック式をお求めの方にお勧めのモデルです。

  • 大きさ
  • 重さ
  • +拭き掃除
5位
Anker Eufy 15c実勢価格 18,000円
Anker Eufy 15c

参考元:アマゾン

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

1時間35分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.88g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:65.5db

 

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。

ランダム式掃除タイプで、長時間掃除をします。一見非合理的ですが、ゴミとり量は優秀です。音もまずまずですが、ぶつかりは強く、私はゴムパッキンをつけてつかっていたので、問題ありませんでした。1万円台でしっかりお掃除してくれる優れものです。

  • 大きさ 32.5L x 7.2W x 32.5H cm
  • 重さ2.6Kg
  • +拭き掃除
4位
AIRROBO P20実勢価格 15,000円
AIRROBO P20

参考元:アマゾン

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

1時間15分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.68g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:68db

 

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。

直進式掃除タイプ(雑巾がけのように隙間なくする)で、合理的に掃除をすることができます。ゴミ取量がやや少ないのは、吸引した後の排気の風が強く、床のゴミをあるいみ吹き飛ばしているので、結果量が減ったのかもしれません。ただ1万中盤で、部家のお掃除もれもなく、十分優秀な掃除機です。ただ、音がドライヤー系の音なのですが、大きめで、テレビの音などが聞こえずらくなります。1万円台でしっかりお掃除はするが、音は多少うるさくてもいいという方にお勧めです。

  • 大きさ45D x 35W x 12H cm
  • 重さ3.85kg
  • +拭き掃除
3位
ルンバ i2実勢価格 39,000円
ルンバ i2

参考元:アマゾン

鉄板のための+1条件
  1. 音が多少大きいのは大丈夫 or 留守中お掃除予約中心大丈夫

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

1時間2分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.88g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:67db

 

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。条件付き鉄板です。

3か月以上使い続けていますが、ゴミとり量は、他の候補モデルと比較しても常に多く優秀です。マッピングも行われ、合理的に掃除をすることができます。

自宅はフローリングメインなのですが、カーペットを結構お使いのお家でしたらルンバぐらいゴミをかきとるモデルもおすすめです。アプリの使い勝手も申し分ありません。

音がやはり大きいのですが、お掃除予約ができますので、留守中お掃除をセットして置いたら、その間に掃除してくれるので問題ないと思います。

  • 大きさ34.2cm(幅)×9.2cm(高さ)
  • 重さ約3.2kg
  • +拭き掃除
2位
ILIFE A10実勢価格 29,000円
ILIFE A10

参考元:アマゾン

条件なしの鉄板家電

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

48分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.88g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:65.5db

 

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。鉄板です。

3か月以上使い続けていますが、全体のバランスが良いところに、LiDAR(ライダー)のセンサーによる精緻な空間把握、マッピング機能が秀逸で、ほかのロボット掃除機と違い、何度も同じところを掃除するとことなく、的確に掃除を済ませていきます。掃除時間は他モデルと比べて短かったですが、ゴミとり量に遜色はありませんでした。

 

何より、掃除履歴がマップに表示されるので、キャニスター掃除機で掃除する場合も、ロボット掃除機が掃除していないところに絞って掃除ができるのでとても便利です。例えば、ソファー下、テレビ台したなど、キャニスター型掃除機でで掃除するのが面倒なところや、リビングの面全体などはロボット掃除機がすましていれば、そこは手を抜いて掃除ができるので、とても便利です。

  • 大きさ330.0mm(幅) x95.0mm(高さ)
  • 重さ‎2.65Kg
  • +拭き掃除
1位
Ultenic D5S Pro実勢価格 25,000円
Ultenic D5S Pro

参考元:アマゾン

鉄板のための条件

無し

 

<自宅での比較テスト結果>

1)家全体を 掃除できているのか!テスト

1時間13分でお掃除完了。すべてのお部屋のお掃除ができました。

 

2)4週間ガチゴミとり量比較!テスト

4週間平均:0.95g

 

3)その他(騒音、アプリ、ダストボックス)比較テスト

騒音:61db

 

自宅で3つのテスト比較を実際に行い、上記の結果となりました。鉄板1位です。

正直、2万円前半で、直進式掃除タイプ(雑巾がけのように隙間なくする)で、ゴミとり量はルンバに次いで2位と非常に優秀。無駄なく掃除をしつつも、長時間稼働しますのでゴミとり量も多くなります。位置把握も正確にできており、掃除もれもほとんどありません。何より、とびぬけているのは静穏性。その他モデルと比べても断然静かです。

さらに拭き掃除も可能、とまさにコストパフォーマンスがずば抜けています。拭き掃除もダストボックスを付け替えるのですが、なんと、吸引掃除をしながら、拭き掃除をしますので、普段からこちらのダブルお掃除をしておくのも良いと思います。

  • 大きさ‎32.5 x 32.4 x 7.3 cm
  • 重さ2.5 kg
  • +拭き掃除あり
<鉄板表示の意味>
  • 条件なしの鉄板家電
  • 1つ許容条件ありの鉄板家電
  • 2つ許容条件ありの鉄板家電
商品名 リンク 実勢価格 大きさ 重さ +拭き掃除
1位
Ultenic D5S Pro
Ultenic D5S Pro
25,000円(税込)
‎32.5 x 32.4 x 7.3 cm
2.5 kg
あり
2位
ILIFE A10
ILIFE A10
29,000円(税込)
330.0mm(幅) x95.0mm(高さ)
‎2.65Kg
3位
ルンバ i2
ルンバ i2
39,000円(税込)
34.2cm(幅)×9.2cm(高さ)
約3.2kg
4位
AIRROBO P20
AIRROBO P20
15,000円(税込)
45D x 35W x 12H cm
3.85kg
5位
Anker Eufy 15c
Anker Eufy 15c
18,000円(税込)
32.5L x 7.2W x 32.5H cm
2.6Kg
6位
TP LINK Tapo RV10 Plus
TP LINK Tapo RV10 Plus
45,000円(税込)

10.3か月以上6モデルのロボット掃除機を使い続けて思うこと。

ー鉄板を見つける!ランキングより

Ultenicは、1万円台で普段使いのロボット掃除機を選ぶのであればNo1でした。音も比較して静かめで、ゴミとり量も申し分ありません。

さらに拭き掃除も行えますのでコスパは最高です。

 

アイライフは、やはりマップ性能が楽しいですね。平日ロボット掃除機をしていますが、掃除ができていないところが明確になるので(ソファー下、テレビ台下という手でやるのが面倒なところはロボットがやってくれてる!)それ以外のところをするだけでよいので、週末のお掃除の手抜きができます。

ーロボット掃除機は本当によく掃除している

ロボット掃除機をつかっていても、ずっと見ているわけではないので、実際は洗面所とかはやってないだろうなとか、思っていましたが、1時間近くカメラで追ってみて、1時間から1時間半近く、ひたすら掃除を行ってました。人の手でやっても20分程度ですから3倍から4倍程度行っているわけです。

何事もたりないところはあって、それは否定するのではなく、少し工夫して使ってあげることで、愛着をもって使ってあげられるのではないかと思います。

鉄板を見つけるは以上となります。

 

この後はロボット掃除機選びに関する情報となります。

ロボット掃除機選びの基礎知識

ロボット掃除機とは?

自動運転で床を掃除していくロボットです。カメラやレーザーセンサーを使って、壁や家具を認識しながら室内をくまなく回り、ブラシやローラーでゴミをかき取り、吸引していきます。本体は円盤のような丸型ボディが一般的で、D型などのタイプもあります。基本的には、吸引専用のモデルが多いのですが、水拭き・から拭きができるモデルや吸引と拭き掃除の両方をこなせるモデル、ドックにもどると、自動でゴミを吸い上げるタイプもあります。

ロボット掃除機を使うメリット

■ 毎日のお掃除が実現できる

ペットを飼っているご家庭、花粉やハウスダストアレルギーの方がご家庭にいらっしゃる場合にとって毎日のお掃除が欠かせません。ペットの体から抜け落ちる毛、窓から入ってくるチリやゴミ、生活の中で発生するハウスダスト掃除を毎日していないと、空間にそのようなダストが舞って、体調を壊してしまいます。けれどもロボット掃除機なら、お掃除予約をしておくだけで毎日お掃除できます(室内のハウスダスト掃除を欠かさず)

■ 週末の人の手で行うお掃除が楽になる

平日にロボット掃除機をかけておくことで、週末のお掃除はロボット掃除機が掃除できない所を(洗濯機の下、狭い家具の隙間、はたきをした後のお掃除)重点的に、広い面になっている床は、だいたいで大丈夫ということになります。

■ 外出中に掃除ができる

ロボット掃除機の多くはスマートフォンで操作できたり、掃除のスケジュールを設定できたりします。こうした機能を使えば、外出中に部屋を掃除させることも可能です。ロボット掃除機なら、朝、家を出るときにロボット掃除機の予約をセットしておき、帰宅するまでに掃除が終わっているので、「週末でないと、掃除ができない」という共働きのご家庭にも向いています。

ロボット掃除機を選ぶ際のポイントとは?

価格帯が1万円から20万円を超えるモデルまで、価格レンジがとても広い製品です。バッテリーで動く製品ですので、頻繁に使う場合は、3年程度でバッテリーが劣化してくることを考えると、バッテリー交換が行えるメーカー、もしくは、それぐらいの周期で買い換えても良い価格帯=3万円ぐらいの製品を選ぶのがおすすめです。

さらに、動画でも説明していますが、レーザーセンサーで空間把握するモデルは、家の中のレイアウトをかなり正確に把握することができるので、一般的なランダム走行ロボット掃除機比べ、掃除時間が短くなり、短時間で掃除できるだけでなく、掃除した個所の履歴を正確に表示するので、週末のお掃除についてどこを重点化するかもわかりやすくなります。

ロボット掃除機の種類:吸引か拭き取りかなど、必要な機能を選ぶ

ロボット掃除機には、「吸引タイプ」と「拭き取りタイプ」、さらには吸引と拭き掃除の両方に対応する「両用タイプ」の3 種類があります。それぞれのメリットを比較し、どのタイプが最適かを考えてみましょう。

 

■吸引タイプ

吸引タイプのロボット掃除機は、一般の掃除機と同様に、ゴミを吸引して本体内のダストボックスに溜めていきます。フローリングやタイル、畳、カーペットなど、さまざまな床材に対応しています。本体内のダストボックスは一般的な掃除機より小さいのでですが、各日に掃除をしていても週に一度ごみを捨てれば十分です。

■拭き取りタイプ

拭き取りタイプのロボット掃除機は、本体の下部に拭き掃除用の専用モップを取りつけて、床をきれいに拭いていきます。から拭きと水拭き、両方に対応しているモデルが多く、洗剤を含ませることで、こびりついた汚れもしっかり拭き取ることができます。ブラーバなどが、その代表格ですが、モップを押す形で車輪が後ろについているため、床に車輪の跡が残るということがわかりました。利用実感からおすすめはしません。

■両用タイプ

両用タイプは、床のゴミを吸引して取り除き、次にモップで拭き掃除ができます。3万円程度のモデルでも、吸引口の後ろにモップを取り付けた両用モデルがありますが、構造的にはほうきでチリをとった後、濡れた雑巾を引きずって前進しているイメージで、非常に有用とは思いませんでした。一方、10万円以上の高価格タイプの大半は、両用タイプで、さらにドックでのゴミの集塵、モップの洗浄まで行うことができます。どのモデルを選択するか?という点でのポイントは、毎日拭き掃除必要ですか?ということです。であれば、高級モデルの両用タイプを検討されることをお勧めします。

 

 

ロボット掃除機に搭載されているセンサーの種類とその性能

 

ロボット掃除機には、周囲の環境を認識し、自律的に行動するために、様々なセンサーが搭載されています。代表的なセンサーとその性能、そして発揮される能力は以下の通りです。ロボット掃除機に搭載されているセンサーの種類と性能、そし

て発揮される能力

ロボット掃除機には、周囲の環境を認識し、自律的に行動するために、様々なセンサーが搭載されています。代表的なセンサーとその性能、そして発揮される能力は以下の通りです。

1. 衝突検知センサー

  • 種類:赤外線センサー、超音波センサー、バンパーセンサーなど
  • 性能:前方や側面にある障害物を検知し、衝突を回避する。
  • 能力:家具や壁にぶつからずに掃除する。段差を検知して転落を防ぐ。

 

2. 距離測定センサー

  • 種類:レーザーセンサー、ToFセンサーなど
  • 性能:前方や周囲の距離を測定し、障害物までの距離を把握する。
  • 能力:部屋の形状を正確に把握し、効率的な掃除ルートを計画する。狭い場所や家具の脚回りも、隙間なく掃除する。

 

3. 床面認識センサー

  • 種類:赤外線センサー、カメラなど
  • 性能:床の種類(フローリング、カーペットなど)を判別する。
  • 能力:床の種類に合わせた掃除モードを選択する。カーペットの上では吸引力を高め、フローリングの上では水拭きをする。

 

4. 段差検知センサー

  • 種類:赤外線センサー、超音波センサー、圧力センサーなど
  • 性能:段差や傾斜を検知し、転落を回避する。
  • 能力:段差のある場所を安全に掃除する。階段から落ちないようにする。

 

5. 視覚センサー

  • 種類:カメラ
  • 性能:部屋の状況を画像として認識し、障害物やゴミを検知する。
  • 能力:マーカーやバーチャルウォールによる区切られたエリアを掃除する。特定のゴミだけを重点的に掃除する。

 

6. 加速度センサーとジャイロセンサー

  • 種類:加速度センサー、ジャイロセンサー
  • 性能:ロボット掃除機の傾きや動きを検知し、転倒や方向転換を制御する。
  • 能力:カーペットの段差や傾斜を乗り越える。スムーズな方向転換を行う。

 

7. 気圧センサー

  • 種類:気圧センサー
  • 性能:屋内と屋外の気圧差を検知し、階段や段差を判断する。
  • 能力:二階建て住宅など、複数のフロアを掃除する。

 

これらのセンサーが組み合わさることで、ロボット掃除機はより高度な自律行動が可能になり、より快適な掃除を実現します。

近年では、上記に加え、AIや深層学習技術を搭載したロボット掃除機も登場しており、より精度の高い障害物検知や、より効率的な掃除ルートの計画などが可能になっています。

ロボット掃除機を選ぶ際には、搭載されているセンサーの種類や性能だけでなく、掃除したい場所の広さや形状、障害物の有無などを考慮して選ぶことが大切です。