2024年タテ型洗濯機おすすめランキング「型落ち」含めた引き算の家電選び
2024年タテ型洗濯機おすすめランキング「型落ち」含めた引き算の家電選び_動画
動画解説(実演動画いり)を視聴いただくほうが手っ取り早いので是非ご覧ください。
1.洗濯機を選ぶ
乾燥機能が必要かもしれないとタテ型だけでなく、ドラム式にも関心がある方は、こちらの7モデル使い比べ動画をご覧ください。
洗濯機、ドラム式、タテ型、専用乾燥機をどう選ぶべきか?実演動画
2.タテ型洗濯機の選び方(型落ち含めた引き算の家電選びとは)
型落ち

ということでまず、型落ちについては、1年での性能さは極小と考えてください。
価格メリットが少ない場合は、今年モデルが良いですが、そうでない場合は、必要機能の有無を確認していただいて型落ちを選択いただければと思います。
引き算の家電選びとは?

ということで、買ってからその差が良くわからない機能については、一旦選択項目から外していただいて残っている機能性能のうち、必要な物を明確にしていてだけ桁らと共います、そのうえで、必要な機能性能が付いており且つ、型落ち含めた価格メリットの高い機種を選んでいただけたらと思います。
タテ型洗濯機の選択理由として外していい機能

ウルトラファインバブル洗浄(東芝)、泡洗浄(パナソニック)、ナイヤガラ洗浄(日立)など、それぞれの洗浄方式はいったんこだわるのはやめましょう。なぜなら、各メーカーの洗浄力に差がないからです。
それから、UV除菌、ナノイー、エコ○○なども、いったん外す=無視する機能としましょう。
実際の汚れ落ちの差は以下のようになります。
各メーカーの汚れ落ちの差=ほぼ無し



上記写真にあるように、普段の洗濯衣類に汚れた、Tシャツを混ぜて、普段通り洗濯しました。汚れ落ちの差は、写真でもわかりづらいと思いますが、実際に見ても同様差はほぼありませんでした。なので、各社の○○洗浄ということは、いったん忘れていただいて構いません。
タテ型洗濯機の選択理由として重視する機能

差がわかりずらい機能を、なくすと、下記のような機能が比較的差がわかりやすい機能として整理できます。
■自動投入
└スマホ連動
洗濯洗剤・柔軟剤の自動投入は、利用者のよく聞こえてくる声としては、洗濯洗剤や柔軟剤を手で入れていた時どうやら入れすぎていたようで、自動投入にして、減りが減ったということです。毎回図っていれる些細な作業も自動化されると、毎日の負荷は軽減されるので便利です。
洗剤が自動投入できるので、洗濯物を入れておけば、遠隔から洗濯開始することができます。
■脱水ほぐし
脱水後の衣類の絡まりをほぐす機能です。効果は限定的かもしれませんが、タテ型洗濯機はどうしても衣類の絡まりがひどくなるので、差がわかる機能としました。
■風呂水ポンプ
(風呂水給水ホースあり)
タテ型洗濯機は、水量を多く使うため、風呂水ポンプは欲しいですね。今使っている風呂水給水ホースが使えれば、別売りでも気にならないかもしれませんが念のためご確認ください。
■温水つけおき洗い
洗濯機が水を温めて、汚れた衣類をしばらく温水につけおきした後、洗濯を行う機能です。パナソニックのみ、タテ型全自動洗濯機で搭載されおり、それ以外のメーカーはタテ型洗濯乾燥機で対応する機能となります。
以上の機能で、必要と思われる機能が搭載されているモデルをこれからお見せしていくメーカーごとの型落ち含めたスライドから選択いただけたらと思います。
タテ型洗濯機の容量

1人1日分の洗濯物量の目安 = 約1.5kg
・ワイシャツ(約200g)
・長袖アンダーシャツ(約130g)
・パンツ(約80g)
・長ズボン(約400g)
・くつした(約50g)
・ハンカチ(約15g)
・パジャマ(約500g)
4人家族 ・・・ 約1.5kg×4 = 6kg
毎日洗濯するなら 8kg以上の洗濯機
たまに2日分洗濯 12kg以上の洗濯機
水の量はその衣類の量で自動調整するので、
大きい洗濯機をかって水代が大きく無駄になるわけでない
大き目買っておくのもありです。
3-①日立タテ型洗濯機23年vs22年型落ち機能差と価格差
日立タテ型洗濯機23年モデル

日立のタテ型全自動洗濯機23年最上位12kgタイプ BW-X120Jと10kgタイプ BW-X100Jの差は、洗濯容量が12・10kgと違いがあることに加え、スマホ連携ができないぐらいとなっています。
日立タテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの機能差

最上位12kg23年モデルBW-X120J、22年型落ちモデルBW-X120Hにも、ミドル10kg23年モデルBW-X100J、22年型落ちモデルBW-X100Hにも搭載されている中心機能に差がありません。タテ型全自動洗濯機は、成熟しきっている感があります。
日立タテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの価格差=1万円程度

価格差については、最上位12kg23年モデルBW-X120J vs 22年型落ちモデルBW-X120Hの間で約6千円、ミドル10kg23年モデルBW-X100J vs 22年型落ちモデルBW-X100Hとの間に1.2万円ということで、大きな差はありませんが、中心機能がほぼ同じなので、型落ちの価格メリットは享受すべきでしょう。
3-②東芝タテ型洗濯機23年vs22年型落ち機能差と価格差
東芝タテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの機能差

最上位12kg23年モデルAW-12DP3と22年型落ちモデルAW-12DP2の間にも、ミドル10kg23年モデルAW-10DP3と22年型落ちモデルAW-10DP2の間にも搭載している中心機能に大きな差はありません。
東芝タテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの価格差=1~2万円程度

最上位12kg23年モデルAW-12DP3と22年型落ちモデルAW-12DP2の間に約2万円。ミドル10kg23年モデルAW-10DP3と22年型落ちモデルAW-10DP2の間に約1万円の価格差があり、型落ちに価格メリットがあります。
3-③パナソニックタテ型洗濯機23年vs22年型落ち機能差と価格差
パナソニックタテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの機能差

最上位12kg23年モデルNA-FA12V2と22年型落ちモデルNA-FA12V1の搭載機能の差としては、22年モデルのみ風呂水給水ホースがついていて、現行モデルでは別売りになっています。
ミドル11kg23年モデルNA-FA11V2と22年型落ちモデルNA-FA11V1の搭載機能の差としては、22年モデルのみ風呂水給水ホースがついていて、現行モデルでは別売りになっています。
パナソニックタテ型洗濯機23年モデルと型落ち22年モデルとの価格差=ほぼなし

最上位12kg23年モデルNA-FA12V2と22年型落ちモデルNA-FA12V1の価格差は5千円程度といことで差はほぼありません。
パナソニックの最上位モデルだけタテ型全自動洗濯機では、「温水つけおき洗い」機能がついていて、他メーカーでは、タテ型洗濯乾燥機でなければついていません。このあたり、価格メリットから見ると動画を確認してみたいと思います。
3-④温水つけおき洗いができるモデルの比較
温水つけおき洗いできる東芝と日立のモデルを表に追加してみる

温水つけおき洗いでしつこい汚れを洗いたい方向けに、パナソニック以外でならどう選ぶかということで見ていただけたらと思います。下2段東芝と日立はタテ型洗濯乾燥機となります。
価格差については、パナソニックNA-FA12V1が16万円、東芝AW-12VP2が14,500円とうことで、+5万円ぐらいで温水つけおき機能を必要とされる方には、鉄板候補となります。
4.2024年購入すべきタテ型洗濯機型落ち含めた鉄板商品


5.2024年ドラム式洗濯機型落ち含めた鉄板おすすめランキング
鉄板おすすめ商品の実際の価格やスペックなどをご確認ください。


パナソニックタテ型全自動洗濯機22年発売(12kg)モデルです。 温水付けおき洗いができます。
- 自動投入〇
- ほぐし脱水×
- 風呂水ポンプ〇(風呂水給水ホースあり)
- 温水つけおき洗い〇


東芝タテ型洗濯乾燥機22年発売型落ち(12kg)モデルです。 温水付けおき洗いができます。
- 自動投入〇
- ほぐし脱水×
- 風呂水ポンプ〇(風呂水給水ホースあり)
- 温水つけおき洗い〇


日立タテ型全自動洗濯機22年発売(10kg)モデルです。
- 自動投入〇
- ほぐし脱水〇
- 風呂水ポンプ〇(風呂水給水ホースあり)
- 温水つけおき洗い×


東芝タテ型全自動洗濯機22年発売(10kg)モデルです。
- 自動投入〇
- ほぐし脱水〇
- 風呂水ポンプ〇(風呂水給水ホースあり)
- 温水つけおき洗い×


東芝タテ型全自動洗濯機22年発売最上位(12kg)モデルです。
- 自動投入〇
- ほぐし脱水〇
- 風呂水ポンプ〇(風呂水給水ホースあり)
- 温水つけおき洗い×
以上となります。
タテ型洗濯機選びの基礎知識
タテ型洗濯機のメリットデメリット
縦型洗濯機は、ドラム式洗濯機に比べて安価で、シンプルな構造のため故障が少なく、メンテナンスもしやすいというメリットがあります。また、洗濯槽が広く、毛布などの大物洗濯物も洗いやすく、洗濯ネットが絡みにくいという利点もあります。
一方、デメリットとしては、水量が多いため節水性に劣ること、乾燥機能付きの場合は乾燥能力が低いこと、洗濯槽の底に汚れが溜まりやすいことなどが挙げられます。また、洗濯物を取り出す際に腰をかがめる必要があるため、腰痛持ちの方には使いにくいと感じる場合もあります。
メリット
- 安価
- シンプルな構造で故障が少ない
- メンテナンスしやすい
- 洗濯槽が広く、毛布などの大物洗濯物も洗いやすい
- 洗濯ネットが絡みにくい
デメリット
- 水量が多いため節水性に劣る
- 乾燥機能付きの場合は乾燥能力が低い
- 洗濯槽の底に汚れが溜まりやすい
- 洗濯物を取り出す際に腰をかがめる必要がある
まとめ
縦型洗濯機は、安価でシンプル、メンテナンスしやすいというメリットがある一方、水量が多いため節水性に劣る、乾燥能力が低いなどのデメリットもあります。ご自身のニーズや予算に合わせて、洗濯機を選ぶことをおすすめします。
その他、縦型洗濯機を選ぶ際のポイント
- 洗浄能力
- 節水性能
- 乾燥機能
- 槽の大きさ
- 静音性
- デザイン
- 価格
洗濯容量とは
ご家庭にあった洗濯機を選ぶにはまず、容量の目安をつけておきましょう。
洗濯機には洗濯容量と乾燥容量がありますが、ここでは洗濯容量を基準に考えます。
洗濯の容量は1人1日1.5㎏が目安です。
時々、水量=容量と考えている方もいるようですが、近頃は節水に秀でた機種もあるので、容量は「㎏」でみるようにしましょう。
~1人分(1.5kg男性服の例)~
ワイシャツ1枚(約200g)+長袖肌着1枚(約130g)※1+トランクス1枚(約80グラム)※2+綿パンツ1本(約400g)+くつ下1足(約50g)+タオル2枚(約140g)+パジャマ上下1着(約500g)
=約1.5kg
※1女性ものスリップ1枚(約150g)
※2ショーツ1枚(約30g)
ちなみに・・・
毛布1枚(約3.0 ~4.2kg)、シングルシーツ1枚(約500g)、ダブルシーツ1枚(約650g)、トレーニングウェア上下(約850g)、ジーンズ1着(約600g)、バスタオル1枚(約300g)
洗濯機が最も効率よく(=省エネ)運転できる容量は、定格容量の8割程度と言われています。平均的な4人家族ならば(1.5kg×4=)6㎏あればギリギリ賄えますが、毎日洗えない時や、毛布やシーツなどそれ以外洗濯をかんがえると、大は小を兼ねる、ということで10kgなど大きいサイズを選ぶ方が多くなっています(衣類量によって水の量なども洗濯機が調整するので、無駄はない)
一日に出る洗濯物の分量や洗濯スタイルに合わせた容量を選ばれるとよいでしょう。
主要タテ型洗濯機のメーカーと主な機能
メーカー | 機能名 | 機能内容 |
日立 | ナイアガラビート洗浄 | 大流量のシャワーで衣類を動かし、頑固な汚れも落とす。 |
パナソニック | スゴ落ち泡洗浄 | 洗剤を泡立てて洗うことで、頑固な汚れにも効果を発揮。 |
東芝 | ウルトラファインバブル洗浄 | マイクロミクロな泡で衣類の奥まで入り込み、汚れを浮かせて落とす。 |
シャープ | 穴なし洗濯槽 | 洗濯槽に穴がないため、黒カビの侵入を抑え、清潔な水で洗濯ができる。 |
動画でも解説しているとおり、日立、パナソニック、東芝という主要メーカーでは洗浄力に差はほぼありませんでした、型落ち含めた価格メリットを確認して選ぶことをお勧めします。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機(定格容量10kg)の比較:水量と電気代
2024年現在、縦型洗濯機とドラム式洗濯機(いずれも定格容量10kg)の平均的な水量と電気代は以下の通りです。
水量
- 縦型洗濯機: 約90L
- ドラム式洗濯機: 約60L
電気代
- 縦型洗濯機: 約1.52円/回
- ドラム式洗濯機: 約0.47円/回
比較
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて水量を約30L、電気代を約69%節約することができます。これは、ドラム式洗濯機が衣類を少ない水で効率的に洗濯し、ヒートポンプ乾燥などの省エネ技術を採用しているためです。
ただし、以下の点に注意する必要があります。
- 洗濯コース: 上記の水量と電気代は、標準コースの場合の数値です。洗濯コースによって、水量や電気代は異なります。
- 洗濯量: 洗濯量が少ない場合は、ドラム式洗濯機のほうが水量や電気代が多くなる場合があります。
- 水道代・電気代単価: 水道代・電気代単価は地域によって異なります。
ドラム式洗濯機がおすすめの方
- 水道代や電気代を節約したい方
- 少量の洗濯物を頻繁に行う方
- タオル類など厚手の衣類を洗濯する機会が多い方
- シワを抑えたい方
縦型洗濯機がおすすめの方
- 初期費用を抑えたい方
- シンプルな操作性を求める方
- 大量の洗濯物をまとめて行う方
- 価格重視の方
自分に合った洗濯機を選ぶために、上記の情報やご自身のニーズを参考に検討することをおすすめします。
洗濯物の生乾き臭いの原因と対策
洗濯物の生乾き臭いは、主に モラクセラ菌 という細菌が繁殖することで発生します。モラクセラ菌は、湿気と栄養のある環境を好み、洗濯物に付着した皮脂や汚れなどを栄養源にして繁殖します。繁殖すると、酸性の揮発性物質を発生させ、これが生乾き臭いの原因となります。
生乾き臭いを防ぐための対策
洗濯
- 洗濯槽を清潔に保つ: 洗濯槽のカビや汚れは、モラクセラ菌の繁殖源となります。定期的に洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽を掃除しましょう。
- 洗剤を適切な量使う: 洗剤が少なすぎると、汚れが落ちきらず、モラクセラ菌が繁殖しやすくなります。洗濯物の量や汚れ具合に合わせて、適切な量の洗剤を使いましょう。
- 洗濯物を詰め込みすぎない: 洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯水が行き渡らず、汚れが落ちきらず、モラクセラ菌が繁殖しやすくなります。洗濯物の量は、洗濯機の洗濯容量の7割程度を目安にしましょう。
- 洗濯後はすぐに干す: 洗濯後は、すぐに干して水分を飛ばしましょう。特に、部屋干しする場合は、風通しの良い場所に干すことが大切です。
- 乾燥機を使う: 時間がない場合は、乾燥機を使うのも有効です。乾燥機を使うことで、洗濯物を短時間で乾燥させることができ、モラクセラ菌の繁殖を抑えることができます。
干し方
- 風通しの良い場所に干す: 風通しの良い場所に干すことで、洗濯物を早く乾燥させることができます。
- 直射日光を避ける: 直射日光に当たると、洗濯物が色褪せたり、傷んだりすることがあります。直射日光を避けて、日陰に干しましょう。
- 洗濯物を裏返す: 洗濯物を裏返して干すと、内側まで風が通って早く乾燥することができます。
- 扇風機やサーキュレーターを使う: 扇風機やサーキュレーターを使うことで、洗濯物に風が当たり、早く乾燥することができます。
その他
- 部屋干し用の洗剤を使う: 部屋干し用の洗剤は、抗菌・防臭効果が**あるため、モラクセラ菌の繁殖を抑えることができます。
- 除湿機を使う: 除湿機を使うことで、部屋の湿度を下げ、洗濯物を早く乾燥させることができます。
- 生乾き臭が気になる場合は、アイロンをかける: アイロンをかけることで、熱によってモラクセラ菌を死滅させることができます。
これらの対策を参考にしてみてください。
家電のスペックや、実際に使ったことがない販売員や専門家を信用しない。
メーカー(つくり手)・お店(売り手)視点ではなく、利用者視点で、
実際に自宅で家電を数か月使って鉄板を見つける、家電の専門家。